PBN No.136コラム「ザ・パラグアイフルコース “Cocina Clandestina”」
最近のパラグアイの飲食店や商店は、どこか素朴で伝統的な雰囲気をテーマにした店舗が増えている印象だ。田舎のカンポ(草原地域)や牧場などのイメージをコンセプトに取り込んでいるところも多い。 先進国の新店舗といえば、モダンな雰囲気でまとまりがちだが、愛国心が強く、自分たちのアイデ...
PBN No.135コラム「パワースポット?!トバチ展望台」
市内の至る所で一眼レフを抱える若者を目にする様になった近年のパラグアイ。高性能カメラ付きの携帯電話やデジタルカメラの普及で、国内の観光地が再注目されている。撮影ロケーションとしてふさわしい場所には多く若者が訪れ、ポーズをとり、撮った写真はSNSなどを通じて拡散する。...
PBN No.134コラム「カラオケ・アミスタ」
首都アスンシオンを囲む首都圏の人口はすでに200万人を越え、経済面でも地方都市とは比べ物にならない規模までアスンシオン市近辺は成長した。 それだけに商業や飲食関連事業の競争率は高く、地方の日系移住地に比べ日系人の経営するホテルまたは宿、レストラン、バーが比較的少ない。...
PBN No.133コラム「パラグアイの遺跡、”イエズス会伝道村”巡り」
17世紀、イエズス会宣教のため、多くの宣教師がパラグアイに足を踏み入れた。彼らは、地元の原住民を指揮し、数多くの”ミッション村(イエズス会伝道村)“をつくり、布教活動や教育を行った。当時建設された建物群はパラグアイの歴史を語る上で重要なものとして、現在まで残されている。...
PBN No.132コラム「ビールのアミューズメントパーク! “Palo Santo Brewing Co.”」
アスンシオンは今、空前のクラフトビールブームを迎 えている。パラグアイ人はビール好きなので、この流れは自然なことだが、これだけ一気に店舗が増えているのは驚きだ。普段飲み慣れている味とは異なるクラフトビールは、仕事帰りや週末のちょっとした贅沢となっているのだろう。...
PBN No.131コラム「アスンシオンに、B級グルメ“やきそば”店がオープン!」
日系もしくは外資系による店舗を問わず、日本食レストランの多いパラグアイでは日本食に困る事はない。しかし、一口に和食と言っても、寿司にすき焼き、ラーメン、丼もの、うどん、和牛料理、焼き鳥など各店舗の『ウリ』も様々である。今回は、パラグアイに多くある日本食レストランとは一風違っ...
PBN No.130コラム「日本を感じた、”ピラポ移住地”」
私は約1年前、パラグアイを初めて訪れ、この地での生活を始めた。当時、この国についての知識は少なく、イン ターネットで検索しても情報量が少なかったので、私にと ってパラグアイは未知の国であった。その状態から今日まで生活してきたが、パラグアイには想像以上に、多くの...
PBN No.129コラム「フラミンゴが降り立つチャコの塩湖」
パラグアイ北部のチャコ地方は太古の昔、海の底だったと言われ、井戸を掘ると塩分を多く含む水が多く出たり、河底にしかない丸い玉石を多く目にすることができる。また、あまり知られていないが、チャコ地方には塩湖がいくつか存在して、そこは数多くの鳥たちの楽園となっている。...
PBN No.128コラム「短い冬の、ちょっとした楽しみ」
6月に入り、すっかり冬到来を思わせる気候になると、街のあちこちで出店がオープンし賑う。出店はこの時期限定が普通、公園の周りでは主に町内会の人たちが、カトリック教会の建物前では教会の信者が、その他にも個人ベースで奥様方がごく簡単な屋台を広げて、パラグアイの伝統料理をそれぞれの...
PBN No.127コラム「首都近郊の新観光名所、“Cerro Ñemby”」
首都アスンシオンから約20km、車で約1時間、アスンシオン郊外のÑemby市。 多くの人が暮らすこの町、アスンシオンに通勤可能な郊外都市として人口増加が顕著だが、まだパラグアイ独特の自然が残っている。若者が多く集まる町の中心地の活気と、郊外の町ならではの自然と風情はとても心...