亜国経済、2017年まで先行き暗い
アルゼンチン政府関係者は、今年度下半期の経済回復を約束していたが、先日、ミチェッティ副大統領は2017年まで景気回復の見込みは無く、「経済の回復は来年まで待つしかない」と、公式発表した。 公共サービス料金の大幅な値上げや、物価上昇により、5月の消費動向は減少した。貨幣価値が...
パラグアイの最大輸出先はブラジル
パラグアイ中央銀行(BCP)が発表した5月までの輸出データによると、パラグアイの最大の輸出先はブラジルで、昨年5月までの数値と比較すると1.7%減少したものの、輸出総額の約30%に当たる11億120万ドルを占める。2位のアルゼンチンは、昨年から輸出額が121%増し、輸出総額...
輸出:バージ船、牛肉、大豆の生産は好調をキープ
パラグアイ中央銀行(BCP)の貿易レポートによると、今年上半期のパラグアイの総輸出額は45億4千万ドルに上った。 この数字は2015年と比較すると7.4%の減少となる。また、国境地帯で主に行われる再輸出額は、5月末時点、昨年比で22.7%少ない8億4,900万ドルとなった。...
エステ市のフリーゾーンに新しい投資
エステ市11.5㎞地点、フジクラ工業も入っているZona Franca Global工業団地に、新しく照明器具を専門にするブラジル企業コウメイ社(Koumei S.A)が進出し、120人の雇用が生まれた。 同社は、最新技術のナノテクノロジーやレーザーカッター技術を持ち、当工...
産業セクターへの融資額は軒並み減
元来農業・牧畜国であるパラグアイも、近年、工業など他分野でも大きく成長してきた。 しかし、今年に入り、各部門の発展には欠かせない金融機関からの融資額が、すべて減少している。最大の原因は、国際的不景気からくる、広範囲な穀物・原料相場の下落にであることは言うまでも無い。...
IMF、パ経済の底力を強調する
国際通貨基金(IMF)の最新報告では、「パラグアイ経済は近隣諸国、特にブラジル不景気の影響が少ない」と、その底力が強調された。 IMFのパラグアイ・ミッションリーダーを務めた事のある、ハミッド・ファルキー氏によると、多くのラテンアメリカの国々が不景気であるが、パラグアイはそ...
自動車部品ボッシュ社、パラグアイに進出を検討
パラグアイ商工省によると、ドイツ最大の自動車部品メーカー、ボッシュ社がパラグアイに新工場建設を検討中という。 ブラジルの新聞“Valor Economico”も今月、同社幹部を取材した際、パラグアイの魅力的な税制、安価な労働力、近年の自動車部品部門の急成長がボッシュ社の関心...
ブラジルはメルコスール以外の経済同盟に接近
これまで、ブラジルのイタイプ電力代金支払いの増額に対し、「この増額はパラグアイに対する慈善活動に過ぎない」などと、反パラグアイの発言を繰り返して来たブラジルのジョゼ・セーハ外務大臣が、「ブラジルは現在、メルコスール以外の関税優遇措置のある経済同盟とコンタクトを取っている」と...
ビジェタ第3港湾に3,000万ドルの投資
港湾マネージメント業界のCaacupemi社は、今年後半、ビジェタ市第3港湾の建設を始め、初期投資は3,000万ドルとされ、営業は2018年予定。 同社ダンカン・マーティン副社長は、「このプロジェクトにより、近年の産業発展に対応し、顧客のニーズに応え、国際貿易をより容易にし...
景気減速でもガンバル家電販売NGO社
著しい経済停滞が1年も続いた後、ようやく市場では回復の兆しが販売業界の大手企業の売り上げに見えてきた。 アスンシオン株価商品市場(BVPASA)のデータによると、パラグアイ国内で家電販売大手のNGO社(ニコラス・ゴンサレス・オドネ社)は今年度第1四半期の決算で約4,000万...