コラム:シュラスケリーア “Paurista Grill”
前回に引き続き肉料理店をご紹介する。シュラスコはブラジルを中心に南米中で食されているバーベキュー・スタイルだが、パラグアイにも多くのシュラスケリーアが存在する。
シュラスコの特徴はアサードとは違い、肉を大きな串に刺し、大きな炉端で焼くスタイルにある。焼かれた肉のかたまりを、ウェイターが席まで運び、その場で適当なサイズに切り出し、各自の皿に置いてくれるのだ。
焼きたての牛の様々な部位を、少しずつ楽しむことができ、苦手な部位は断ることもできる。また、大半の店がビュッフェ形式の食べ放題となっている。
Paurista Grill:
マリスカルロペス大通りとサン・マルティン大通りの交差点近くに位置する大型シュラスケリーア“Paurista Grill”は、本場ブラジルの味をパラグアイでも提供するべく、サンパウロの“Grupo Sergio”が、1997年にアスンシオンで開店した。
最大750席があり、個室も3部屋(120人・80人・40人)備えている。
料理は豊富なメニューのビュッフェに加え、パスタをその場で調理するコーナーや、お好みのミックスサラダをつくってくれるコーナーもある。これは、他の店舗では見られないサービスだ。
このように目の前で調理するサービスは見る側も楽しむことができ、自分好みの食材や味を選べるので、客の満足度も高い。
週末の価格はデザート込みで大人1人9.4万Gs、平日は9万Gsとなっている。子供は3〜4歳3.5万Gs、5〜10歳は5万Gsである。(飲み物別)
他に持ち帰りサービスや、デリバリーも行っている。KT
住所:Av. San Martín c/ Mcal. López.
電話:(021)608624
営業時間:月-日/11:00-15:30/19:00-1:00(定休日なし)
HP:http://www.paulistagrill.com.py
広々とした750人収容の客席
その場でパスタを調理
運ばれてきた大きな肉の塊(コスティージャ)