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PBN No.136コラム「ザ・パラグアイフルコース “Cocina Clandestina”」

  • PBN
  • 2018年9月4日
  • 読了時間: 3分

 最近のパラグアイの飲食店や商店は、どこか素朴で伝統的な雰囲気をテーマにした店舗が増えている印象だ。田舎のカンポ(草原地域)や牧場などのイメージをコンセプトに取り込んでいるところも多い。

先進国の新店舗といえば、モダンな雰囲気でまとまりがちだが、愛国心が強く、自分たちのアイデンティティーを大切にするパラグアイ人にとっては当然の流れなのかもしれない。これは世界的に見れば実に面白い現象だと感じる。今回、ご紹介するレストランも「ザ・パラグアイ」をフルコースで楽しむことができる場所だ。

 “Cocina Clandestina”とは「秘密の料理」という意味だが、その名の通り店舗はマリスカルロペス大通りからアスンシオン市役所の裏に入り、住宅街の中にひっそりと佇んでいる。2016年にオープンしたばかりだが、一年間の営業の後、店舗の改修工事のためすぐに一年間、休業していた。ようやく先月、待望の再オープンを果たし、店内のインテリアも変わり、見る者の目を惹きつける装飾がいっぱいだ。

 伝統的なパラグアイ料理をベースに、国外での経験のあるシェフの腕が加わり、赤土の器に飾られて一品一品、順にテーブルに届けられる。メニューは常時2種類のコースしかない。コースの内容は毎月、その時期旬の食材に合わせて変化すると言う。

この日は肉や魚のコース「Viaje al campo paraguayo(パラグアイの田舎への旅)」と、ベジタリアンの「Nuestra tierra(私たちの大地)」というメニューだった。どの料理も運ばれて来るたびに、丁寧に説明をしてくれる。パラグアイ料理にはコースという習慣がないので、フレンチや懐石のように一品一品出されると、その一皿をゆっくりと楽しめて非常に心地良い。

 余談だが、この日は個人的なお祝いを兼ねての食事で、無理を承知でサプライズのケーキを頼んだ。それは当日の午前中、予約の電話の際に頼んだのだが、コースの最後にはコシードというお茶を使った特別なケーキを用意してくれた。また、食べきれなかった分の持ち帰りを頼んだところ、使い捨てではなく、ケーキでも入る大きな容器に入れてくれたのだ。行き届いたサービスに大満足で帰路に着いた。早く容器を返しにまた来訪しなくては。KT

住所:Pedro Villa Mayor 581 casi Pedro. P. Peña, Asuncion

TEL: (+595) 992 595950

FB: https://www.facebook.com/cocinaclandestinapy/

営業:火〜土 : 20:00 - 23:45

(日曜・月曜定休)

専用駐車場:なし

      中に入ると広々とした庭とガラス張りで開放的なエントランスが出迎えてくれる

     店内はパラグアイの伝統的な工芸品から、自然のものを利用したインテリアで彩られている。

客席のテーブルは、ガラスの下にトウモロコシや豆など、パラグアイでは馴染みの穀物がレイアウトされている。

      パラグアイの肥沃な大地のような盛り付け

            メインの肉料理は時間をかけて調理され、とても柔らかい。

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