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PBN No.216コラム『園芸店 Jardín Urumbé』

 夏も終わりに近づき、これから観葉植物を育てる始めるにはいい季節となった。今回は屋内のインテリアとして、簡単に取り入れられる植物を取り扱う特別園芸店をご紹介。

パラグアイ全体を見てもボタニカルブームと呼べるほどではないが、徐々に園芸関連市場も成長していると感じる。

 そんな中、ドイツ人のオーナーが営むJardín Urumbéは、サボテンと多肉植物に特化した栽培及び販売を行う、パラグアイ初の専門園芸店である。

趣味で40年前からコレクションを始め、現在は2,500種のサボテンと多肉植物を栽培し、300種以上を販売している。

 オーナー曰く、当初は趣味で、パラグアイの自生植物の採取を避ける目的もあり、収集を始めた。その後、品種を特定し、産地と学名付きの植物を栽培、販売するようになったという。これにより、自生植物の違法な採取が避けられるようになったという。

 Ita市の郊外にひっそりとした農園を持ち、ハウス5 棟にびっしりとサボテンと多肉植物を栽培している。

 電話で注文を受け、週に一度配達を行う。多くの客は園芸ショップなどの業者だという。

シンプルな鉢に植えられた状態で、一つずつ学名の名札が付けてある。販売後も育て方などの指導を行っている本格派の園芸店である。

 専門知識が豊富なオーナーは、国外からの植物学者などの訪問も受け入れ、年に幾度かは国内のジャングルを巡り、新種の探索に努めている。

 サボテン類は比較的手がかからず、誰でも育てられるため、人気が高いという。これを機会に住居やワークスペースに置いて、育ててみてはいかがだろうか。YM



ホームページ: https://urumbe.wordpress.com/

電話・Whatsapp: +595 991 708202

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