Parrilladaの新店舗『Corte y leña』
南米と言えば、やはり肉料理を食べなければ始まらない。肉料理は、最も大衆的な食べ物で、アスンシオンでは肉料理を食べるならばシュラスケリーアが主で、多くの店舗がある。
今日、紹介する店は、その中でも少しカジュアルな『Corte y leña』で、エスパーニャ通りの、「Paseo de Carmelitas」という複合飲食店街の一角に位置している。
『Corte y leña』:
2015年12月にオープンしたばかりで、モダンな照明や、エントランスにある水の流れ落ちる通路、樽を使ったテーブル席が印象的だ。大通りに面していないため、静かな空間で落ち着いた食事の時間を過ごすことができる。
ここではパリジャーダを楽しめる。パリジャーダとは、パラグアイやアルゼンチンを中心に食べられるスタイルで、熱いグリルの上で数種類の肉やチョリソー、マンジョーカなどを盛り付けた肉料理だ。家族や友人、複数人での食事でつつきながら食べる。
この日筆者が注文したのは、Lengua牛タン(30.000Gs)とbife de chorizo牛のお尻の肉(45.000Gs)で、柔らかく味も良かった。チミチュリというオリジナルソースは、さっぱりとして香味の利いたトマトとタマネギのソースや、肉の味を引き立たせるオイルベースのソースなど3種類あり、同じ肉でもいろんな風味を味わえる。
“Byspania”グループ:
この店のオーナーであるスペイン資本“Byspania”グループは、2010年にパラグアイに進出し、不動産投資や商店、飲食業などを幅広く展開している。メインオフィスをワールドトレードセンター内に構え、地方のコロネロオビエドの大型ショッピングセンターの経営も行っている。
また、今回紹介しているレストランが位置する「Paseo de Carmelitas」も2012年に当グループが買収し、経営を行っている。2015年から飲食店業に力を入れ、『Corte y leña』の隣の店舗2件も現在、Byspaniaが運営している。KT
Corte y leña
住所:Avda. España y Malutin - Paseo Carmelitas
電話:0984 555 233
営業時間:月-水/18:00-2:00、木金/11:00-15:00、18:00-2:00、土日/11:00-2:00
FB:https://www.facebook.com/corteylena/