PBN No.116コラム「“デング熱騒動”から伺える、パラグアイの実態」
パラグアイの“デング熱騒動”は今年も続いている。これは毎年、蚊の発生が増える夏に、都市部を中心に見られる現象である。 先日の報道データによると、約2,000件のデング熱感染者がおり、9名の死亡が確認されている。 現在、中央政府や市、そして各関係官庁が対策を実施し、様々なメデ...
PBN No.115コラム「パラグアイの金銀財宝はどこからきたのか?(後編)」
ここからは伝説であるが、冒険家Ñuflo de Chavezは、様々なインディオたちの言い伝えからパラグアイ河をさかのぼったパンタナルの先に“エルドラド”があることを確信し、この黄金郷に攻め入るために、5,000人にのぼるグアラニー族を招集して訓練し、時間をかけて強力な軍隊...
PBN No.114コラム「パラグアイの金銀財宝はどこからきたのか?(前編)」
前編: パラグアイは1811年、南米で先頭をきってスペインからの独立を果たした。当時、パラグアイは国土こそブラジル、アルゼンチンにくらべれば狭かったが、南米きっての大金持ちであった。 実際、1811年にブラジルやアルゼンチンよりも先に独立を果たし、そして1854年には南米最...
PBN No.113コラム「パラグアイにおける、電気自動車普及の実態」
昨年12月、イタイプ二国間公団はパラグアイの国道2号線と7号線沿いに、電気自動車(EV)用のソーラーエネルギーを利用した充電スポットを5つ開設するプロジェクトを発表した。 パラグアイでは2012年5月公布の法律4601号により、電気自動車(EV)とハイブリッド自動車向けに輸...
PBN No.112コラム「パラグアイにおける高齢化福祉問題への研修活動」
皆さんは、パラグアイでの高齢者福祉問題をどのように捉えていますか? 明るく元気な老人が多いいが、実際には、その陰で年齢による様々な病気や障害を抱えている人も少なくない。また、段差の多い歩道や、デコボコの石畳の道に不安を覚える方もいる。...
PBN No.111コラム「パラグアイ牛肉の日本向け輸出の可能性について」
西 野 重 雄 JICAシニア海外ボランティア 国立家畜品質・衛生機構(SENACSA) 現在、パラグアイ牛肉は日本向けに輸出されておりません。パラグアイでは口蹄疫のワクチンが接種されており、その発症が2012年以降、認められていません。しかし、日本向け輸出を可能にするには...
PBN No.110 コラム「JICA日系社会青年ボランティアインタビュー:富士 葵さん」
1)自己紹介 名前: 富士 葵(ふじ あおい) 職種: 文化(“高知よこさい鳴子踊り”の指導) 配属先: パラグアイ高知県人会 2)任務について 配属先での活動概要: 5地域や、その他日系移住地の希望者に、基本的な“高知よさこい鳴子踊り(以下、よさこい)”の指導及び紹介を行...
PBN No.109 コラム「新スタイルの韓国料理店 “Hansik Grill”」
今まで、この欄で韓国料理店を何軒かご紹介しているが、アスンシオンの韓国料理店は競争が激しく、どの店舗でも本場の味を楽しむことができる。そのコリアンフード激戦区に、新しいスタイルの店舗がオープンした。 店はChoferes del...
PBN No.108 コラム「ゴミのポイ捨て”への取り組み・イタ湖」
アスンシオンから国道1号線を35kmほど南下した町・イタ市。そこにある、南米唯一の本格的日本式城郭「前原城」こと「御影城」は、日本人観光客にも知られている。 そのイタ市の中心部近くに“Parque de la laguna”という小さな湖の公園がある。一見どこにでもある普通...
PBN No.107 コラム「進展するパラグアイのネットインフラ!」
1月4日、年が明けてすぐ国家電気通信委員会(CONATEL)は第四世代(LTE)サービス向けの700MHz周波数帯の競売を行い、パラグアイの携帯通信大手3社CLARO、PERSONAL、TIGOが総額8,454万ドルで落札した[1]。これによって3社は2018年中にデータ通...