PBN No.185コラム『パラグアイ最大級の展覧会“Expo 2019”』
日本の企業向け展覧会といえば、企業ブースにスーツ姿のビジネスマン達が商談のために参加するイベントが一般的であるが、パラグアイではその形は少し違う。一般の来場客の参加も見込んだエンターテインメント要素の高い、正にお祭りのようなこのイベントに、皆こぞって足を運ぶ。...
PBN No.184コラム『創業130年を越えるパラグアイ料理のレストラン「San Miguel」』
レストランの名前を公に伝えた最古の印刷物は、1886年7月、”Recreo San Miguel”と記したイタリア系移民向けの新聞「La Colonia Italia」である。その当時、この店は家族の再会のための場所であり、余暇のひと時を過ごす場所であり、酒や葉巻、新鮮な牛...
PBN No.183コラム『パラグアイのスポーツ施設』
東京オリンピックを来年に控え、スポーツ界は例年に比べ世界的な盛り上がりを見せているように感じる。今回はパラグアイ・スポーツ界の現状を紹介したい。 パラグアイでスポーツと言えばサッカーであり、大衆を巻き込む唯一のスポーツといえる。続いて、バスケットやバレーボールなどの球技もあ...
PBN No.182コラム『第一回・日系シンポジウム』
「パラグアイ日系社会の展望と課題」 6月20日が何の日か、ご存じだろうか。1868年のこの日、日本から集団移住者が初めてハワイに渡ったという。昨年6月に、ハワイで開催された全世界の日系人が集まる「海外日系人大会」において、「国際日系デー」が宣言された。日本から世界へ広がった...
PBN No.181コラム『パラグアリで登山“Cerro Hû”』
国土の約7割が山岳地帯と、山の多い国として知られる日本に比べて、パラグアイは、最高標高800mと比較的平坦な地形である。その特徴はアスンシオン都心部に住んでいてもわかる通り、近郊に高地はCerro lambare以外に存在せず、登山好きな方には少し物足りないかもしれない。し...
PBN No.180コラム『和食とペルー料理のフュージョン!「Osk COCINA NIKKEI」』
店内に入ると、スタッフ達の「いらっしゃい」の声で出迎えられた。中は暗めの間接照明で、奥に構える寿司カウンターがショーステージのように輝いていた。天井には一面、神社のおみくじのような紙がまるでインスタレーション作品のように吊るされている。土曜の夜、道路側のいくつかのソファー席...
PBN No.179 Column『「ちくわ」と見紛う伝統食「Chipa Asador」』
肌寒くなり始める頃、街角には「Chipa Asador」の屋台が現れる。パラグアイで伝統料理が楽しめる季節は、秋と冬。San Juan祭りという冬至のイベントの前後には、様々な伝統料理を街のいたるところで食べることができる。 その中で一番のお勧めは「Chipa...
PBN No.178コラム『アレグアの小さな美術館“Centro Cultural del lago”』
陶芸の町「アレグア」では、大通り沿いに多くの職人やアーティストが店を出し、それを求める観光客で連日にぎわっている。他の街から業者が陶芸作品を買い付けに来る他、週末には多くの観光客が訪れ、買い物を楽しんだり、イパカライ湖の湖畔公園でのんびりとした時間を過ごしている。...
PBN No.177『本場イタリアンピザの「Pulcinella La Vera Pizza」』
雨の降る週末、どこにも出掛けずに家でのんびり過ごす日は、食事をデリバリーや外食で済ませる家庭も多いだろう。日本でも人気のピザ屋の配達バイクが、アスンシオンの通りを走っていくのをよく見かける。やはりピザは世界共通で人気のようだ。今回は、今まで食べてきた中で、アスンシオン一おい...
PBN No.176コラム『パラグアイ発・ファストフード「Sandwichone」』
パラグアイでは、”Minutas”といった、注文後すぐに食べられるエンパナーダやサンドイッチ・デ・ミラネサなどを扱う昔ながらの路面店がたくさんある。他にもロミテリアと呼ばれるバーガー・ショップは街のいたるところにあり、夜になると、仕事帰りの軽食を、家族や友人との夕食を、もし...