PBN N.76 コラム「ココナッツのマテ・ドゥルセ」
5月に入り寒い日が増え、曇りや雨の天気が多くなるこの季節、アウトドア派も室内で過す時間が増える。体を動かす時間が減っても進むのが食であり、この時期、筆者も職場でおやつを食べる回数が増え、午後のカフェの時間は、近所の喫茶店からチーパやベジュ、パリットやロスキータを買って食する...
PBN N.75 コラム「ハイクラス韓国料理、『SU〜秀〜』」
本コラムで二店舗目となる、アスンシオンの韓国レストランをご紹介しよう。前回も書いたが、アスンシオンの韓国料理店はレベルが高い。パラグアイ向けアレンジもあるものの、ボリュームやサービス、味、どれをとっても満足するものばかりだ。 ”SU〜秀〜”:...
PBN N.74 コラム「新たなシェア・ショップ、『NDE VALÉ』」
今回はアスンシオンの新スタイル・ショップを紹介しよう。物が溢れる現代、世界ではAirbnb(自宅の空部屋を民泊として貸出すシステム)や、Uber(一般人の自動車をタクシーのようにシェアするシステム)などウェブサービスに代表される、今まで活用されていなかったものを、所有者以外...
PBN N.73 コラム「創作レストラン『Mburicao』」
パラグアイで近代的な創作料理を試したいなら、このレストランをお勧めしたい。大衆向けではないが、特別な食事を楽しむには打って付けだろう。 ”Mburicao” Chofer de Chaco大通りとDr Torribio pacheco通りの交差点から少し入った閑静な所に位置...
PBN N.72 コラム「ドイツ料理レストラン、『Bayern stuben』」
パラグアイは移民国家だが、多様な移民の中でもドイツ系移民は数が多く、移住地も各地に点在している。彼らは独自な文化を守り、次世代に受け継いでいるが、それは食文化でも例外ではない。 ドイツ料理と言うとシンプルで質素なイメージがするが、パラグアイでは肉料理が存在感を増す。しかし、...
PBN N.71 コラム「パラグアイの現代アートと先住民美術、『Museo del Barro』 」
今回、パラグアイでも数少ない現代アートの美術館を訪れてみた。 日本在住時、好きなアーティストの展覧会が来ると、よく美術館に足を運んでいたが、パラグアイに来てからは、その趣味を満喫できない寂しさもあった。 しかし、今回訪れた美術館は現代アートと先住民美術が数多く展示されており...
PBN No.70 コラム「創業117年、老舗レストラン『Bar San Roque』 」
移り変わりの激しいパラグアイで、飲食店の老舗経営は容易では無い。それには、良い料理と良いサービスを常に提供し、顧客を満足させ、愛され続ける必要がある。今回は、南米最古の都市として知られるアスンシオンで、最も古い歴史を持つレストランの一つを紹介しよう。 “Bar San...
PBN No.69 コラム「リニューアルオープン!『Churrasqueria Acuarela』」
南米といえばやはり肉料理、当コラムで3軒目となるチュラスケリーア(ブラジル風焼肉専門店)の登場であるだが、南米はやはり肉料理なのである。老舗店舗がこのたび、開業30周年を機に大幅リニューアルし、他チュラスケリーアとは違ったテーマ性を売りにしているので、紹介させていただきたい...
PBN No.68 コラム「疲労が溜まった体をリフレッシュ『Spa El Tigre』」
日本人以外では、湯船に浸かる習慣は少ない。パラグアイも、例外ではない。しかし、我々にはシャワーだけの毎日では、あまり疲れが取れた気がしないのは、日本人の性だろうか。 入浴には主に3つの効果、「温熱効果による“疲労回復”」、「水圧による“血行促進”効果」「浮力作用による“リラ...
PBN No.67 コラム「セントロの大人気食堂『Bar la Esquina』」
アスンシオン・旧市街でのランチ時、美味しく、安い店は数少ないが、その昼時に必ず立ち寄る食堂がある。いつも混んでいるので、あまり教えたくないのが本心だが、今回は特別にお気に入りの一店をご紹介する。 ”Bar la esquina”: 旧市街のほぼ中心、“Asuncion...