PBN N.72 コラム「ドイツ料理レストラン、『Bayern stuben』」
パラグアイは移民国家だが、多様な移民の中でもドイツ系移民は数が多く、移住地も各地に点在している。彼らは独自な文化を守り、次世代に受け継いでいるが、それは食文化でも例外ではない。
ドイツ料理と言うとシンプルで質素なイメージがするが、パラグアイでは肉料理が存在感を増す。しかし、味付けはさすがで、日本人の口にも合うように感じる。
”Bayern stuben”:
場所はEusebio Lilio通りとDenis Roa通りの交差点近く、住宅街の中に位置している。店名はドイツ南部の町の名前に由来している。
ドイツ系移民が多いパラグアイだが、ドイツ料理レストランは以外と少ない。中でも当店は、美味しいドイツ料理を提供している。食前に出されるパンは、もちろん手作りのドイツパンだ。外側も内側もしっとり柔らかく、日本のパンに近い。付け合わせのツナソースは初めて食したが、非常に美味であった。合わせて、ドイツ製ビールを楽しむことができる。
メニューが非常に豊富で選ぶのに迷うほどだったが、スタッフのおすすめは自家製ソーセージと、燻製の肉料理だ。
ワイルドな南米料理に飽きたら、温かみのあるドイツ料理を楽しんでみては、いかがだろうか。KT
住所:Sucre 2689y Denis Roa, Asunción
電話:021-604202
FB: https://www.facebook.com/bayernstuben/
営業:火〜日/12:00-15:00、18:00-00:00
店舗は住宅街にあり、大きな看板もないので、注意しないと通り過ぎてしまうこともある。
ドイツらしく木材が多くつかわれた内装で、少し薄暗いが、落ち着いた雰囲気。手元は点照明が配置されて明るい。
オーダーメニュー:豚肉の燻製ステーキ(約12ドル)と特製サラダ(約13ドル)
ステーキは味付けが優しく、燻製ハムのような特別な調理法が施され、とても美味であった。サラダは10種類以上が盛り付けされて、3人でも十分なほどの驚きのボリューム。
おつまみが30%割引、生ビールも2杯目が無料という、水曜日限定サービス。