PBN No.109 コラム「新スタイルの韓国料理店 “Hansik Grill”」
今まで、この欄で韓国料理店を何軒かご紹介しているが、アスンシオンの韓国料理店は競争が激しく、どの店舗でも本場の味を楽しむことができる。そのコリアンフード激戦区に、新しいスタイルの店舗がオープンした。 店はChoferes del Chaco大通り沿いに位置し、地下駐車場も完備している。昼の12時から夜中の0時まで営業し、昼は計り売り(1kg/ 56,000Gs(約10ドル))、もしくは食べ放題(65,000Gs(約11.6ドル))で、夜間はデザート込みの食べ放題(75,000Gs(13.3ドル))となっている。 個人的に、食べ放題や計り売りで韓国料理が食べられるようになったのは非常に嬉しい。しかし、この店はただの食べ放題ではない。各テーブルに電気ホットプレートが備え付けられており、思い思いに肉を焼いて楽しむことができる。 その肉の注文システムが斬新で驚いた。日本の焼肉店では、メニューで好きな部位を注文すると、その注文量が運ばれてくるが、この店では店員が様々な種類の肉を生のままテーブルまで運び、客は運ばれてきたものから好みの種類・量を選ぶことができるのだ。このシステムはブラジル式焼肉“シュラスケリーア”の、韓国版であろう。 牛肉はとても柔らかく、日本の店のように薄くスライスされているので、いくらでも腹に入りそうなほど、美味しく食べることができる。このサービスと価格は、パラグアイだからこそ実現できるものだろう。ぜひ一度お試しされてはいかがだろうか。KT
店舗入り口
店舗の内装
運ばれてきた生肉から、好みを選ぶ!
鉄板焼きコーナーにはチジミなど出来たてが並ぶ
揚げ物から炒め物まで食べ放題