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PBN N.78 コラム「日本の大ヒットアニメ、パラグアイの映画館で上映!」

パラグアイでは、昔から日本のアニメが支持されていた。

 60〜70年代に民放で放送された「鉄腕アトム」を始め、「アルプスの少女ハイジ」、そして90年代に放送された「ドラゴンボール」や「セーラームーン」など、多くの日本アニメが世代を越え、パラグアイ少年・少女の心を捉えてきた。しかし、これらの作品は本国映画業界関係者の無関心からか、長きに渡り映画館のスクリーン上で上映されることはなかった。

2000年代に入ると、状況が大きく変わった。インターネットを介して若者は、パラグアイから数千キロ離れた日本の情報をリアルタイムで知るようになり、当地の若者は、今や日本の若者と変わらないくらいの日本のアニメ知識を持っている。

また近年、在パラグアイ日本大使館「日本文化月間(Mes de la Cultura Japonesa)」の一環として、ジブリ映画をはじめとする日本のアニメ映画の名作が次々と無償で上映した。そして今月、ショッピングモールPaseo La Galería映画館『Cinemark』にて、日本で2016年に大ヒットし、世界的にも高く評価された長編・アニメーション映画「聾(こえ)の形」の初の民間上映に至った。

 日本文化に対する関心が日々高まりつつあるパラグアイで、より多くの日本映画が上映され、アニメファンのみならず、多くの人々が作品に触れることができる日が来ることを期待したい。VR

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