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PBN No.150コラム「イグアス湖畔の避暑地“Parque Ito”!」

 毎年12月が近づくと、パラグアイでは気温がどんどんあがり、夏の暑い季節がやってくる。

 日本では、夏といえば人は海やプールに出かけるのが定番だが、海のないパラグアイではそれはなかなか難しい。また、観光情報も充実していないため、出かけたくても出かけにくいという現状があるのではないだろうか。

 そこで今回は、イグアス移住地にある、イグアス湖畔の避暑地”Parque Ito”を紹介する。

 アスンシオンからエステ市に向かい車で約5時間、国道7号線のブラジル国境からkm49地点にある脇道を北に入る。それを12km進んだ先に、この避暑地は存在する。エントランスゲートを入って少し進むと、目の前にイグアス湖が広がり、左へさらに進むと、6棟のバンガローが立ち並ぶ。そこには街の雑音は一切無く、自然の音のみがあなたを出迎えてくれる。

 かつて、パラグアイに理想郷を築かんと、一族を率いて移住した故伊藤勇雄氏。志半ばで病に倒れた彼だが、その夢は、息子、孫たちによって引き継がれ、現在、この湖畔の理想郷として形作られてきている。

 まだ発展段階ではあるが、今年は結婚式場としても使われるなど、徐々に知名度は増してきている。

バンガローは、3人部屋と4〜5人部屋の2タイプがあり、家族連れからカップルでの宿泊まで可能である。夜は満天の星が、朝には美しい日の出を見ることができるだろう。

 園内には他にキンチョ、遊具、バレーボール・サッカーコートもあり、大人から子供まで楽しむことができる。

 国道から公園までの道は舗装されていないので、雨の日は公園に到着することは難しい。また、シーズン中は混み合うため、宿泊希望の時は事前に天気予報と、空室状況を確認することをオススメする。

 パラグアイの夏の思い出に、ぜひ一度訪れてみてはいかがだろうか。

園内のキンチョでゆっくり休むことができる。

三角屋根のバンガローが印象的だ。

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