PBN No.147コラム「レシピ:Duluce de mani(ピーナッツ・キャラメル)」
“Mani”こと“ピーナッツ”の原産地は南米アンデス山脈の東麓と言われ、先住民 Guaraní 族の代表的栄養源であり、パラグアイ人が好んで食べる食材のひとつだ。そ れは血糖値上昇を抑え、抗酸化作用や美肌作用にも優れていると言われている。その栄養価の高い食材を、気軽におやつとして取り入れることができる、パラグアイの 伝統的レシピを紹介したい。
材料はパラグアイで簡単に手に入るサトウキビシロップ
(Miel de caña dulce)と、粉砕ピーナッツ(Mani molido
tostado)のみで、15 分もあれば完成する。街中でよく売り歩いているのを目にするが、このスイーツは疲れている 時や仕事中の気分転換に、もちろん子供たちのおやつとしても、とても重宝する。
材料:
サトウキビシロップ 250ml
粉ピーナッツ 250g
調理方法:
鍋にサトウキビシロップをいれ、温める。煮立ってきたら焦げ付かないように 5 分ほど混ぜ、火を止める。
粉ピーナッツを加え、よく混ぜる
油、もしくはクッキングシートを敷いた型に入れる。
涼しく、乾燥した場所で固める。
熱したナイフで、好みの大きさに切って完成。
サトウキビシロップだけの場合は癖が強いので、コンデン スミルクや粉ミルクなどを加えると、とてもマイルドで食べやすくなる。固まりにくい場合はオーガニック砂糖などを 加えると調理しやすい。TT
ピーナッツ、コンデンスミルク
(Leche condensada)はお好みで。
熱したシロップに、ピーナッツを混ぜる。
この時は、広げて固めてみた。
好みのサイズに切り分ける。