PBN No.121コラム「“Ñu Guasu”公園での、野外運動のすすめ」
毎日の仕事に追われ、休日はつい家でゴロゴロ、時間を潰してしまいがちである。運動をしたいと思っていても、なかなか一人で続けることは難しい。そんな時、Ñu Guasu公園に行ってみた。
シルビオ・ペッティロッシ国際空港に近く、アスンシオンとルケの町境に位置する自然豊かなこの公園は、67ha(wikipediaでは25haと表記有)の面積を持つ。V字型敷地に沿って5kmランニングコースと、1.2kmのサイクリングコースが巡らされている。
そのコースの内側にはサッカーやバレーボール、テニスなどのコートがあり、遊具やフィットネスエリアなども充実している。そして、その全てが無料で利用可能だ。
また、運動のためのエリアだけでなく、2つの湖や、森があり、遊歩道を歩きながらのんびりとした時間を過ごすこともできる。
ゲートをくぐると、右手側に駐車場がある。車から降りてまず初めにサイクリングコースへ行くのが筆者のおきまりのルートである。身分証明書を預けると無料で自転車を借りることができる。
何周かして一汗かいた後はランニングコースに行く。ここではトレーニングのために本気で走る人や、友人や家族との散歩を各々楽しんでいる。等間隔にショートカットコースがあるので、その時に応じて走る距離を変えられるのも魅力の一つだ。
少し歩いた後、道を外れてユーカリの雑木林に入る。木漏れ日の中を進むと先には湖が見え、その周りの遊歩道を歩きながら自然を楽しむ。変化のある景色が気持ちを飽きさせず、心地いい。
園内にある“Parque Taiwán“は、台湾式庭園が再現されて、装飾が施されたアズマヤがみえる。
多くの人が思い思いに運動を楽しんでいる様子を見ると、不思議と一体感を感じ、改めてヤル気に繋がる。もし、運動不足を感じている人がいたら、まずはここにきて始めてみてはいかがだろうか。JA
参考記事:
https://es.wikipedia.org/wiki/Parque_%C3%91u_Guasu
日が落ちる夕方が、オススメの時間