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PBN No.96 コラム「新感覚のパラグアイ料理店、“PAKURI”」

 今年2月にオープンしたばかりのレストラン”PAKURI”では、今までに無い、創作パラグアイ料理を味わうことができる。

 オーナーシェフは北米で修行したパラグアイ女性で、伝統的パラグアイ料理に新たな食材や調理法を加え、グルテンフリーをコンセプトの一つとしている。

そのため、パンの代わりにマンジョーカ芋を用いたり、コロッケ料理は主にトウモロコシの粉を利用している。

 また、店舗裏にはパラグアイの伝統の大きな釜が設置され、その釜でパンやグリル系の調理が行われる。

 店舗は使用済みコンテナを再利用し、床など所々に使い古し感があるものの、新しい家具や壁とのバランスが絶妙で、雰囲気の良い空間を作り出している。

 店名の“PAKURI(パクリ)”は、マンゴーのようなオレンジ色の実がなるパラグアイの伝統樹木から来ている。

 この日一番驚いたのが、酸味の効いたキュウリの前菜に味のアクセントとして、“梅干し”がトッピングされていたことだ。オーナーシュフはアジア料理にも関心を持ち、味噌汁を振る舞ったこともあり、パラグアイでは珍しい食材にも挑戦しているようだ。

 アルコールはパラグアイ地ビール“PALE ALE”も用意されているほか、専属バーテンダーが作るカニャ(パラグアイラム酒)のカクテルが美味だという。ぜひ一度試していただきたい。KT

<店舗情報>

住所:Lilio 902 esq teniente rivarola, Asuncion

TEL: (021) 605 675

Web: https://www.facebook.com/pakuripy/

営業:月曜休業/

火〜木12:00 - 15:00, 19:30 - 23:00

金12:00 - 15:00, 19:30 - 00:00

土19:30 - 00:00

日12:00 - 15:00

専用駐車場:なし

店舗外観

店舗内観

ピラニアのつみれ揚げ:60,000Gs(約10.7ドル)

釜焼きリゾット:75,000Gs(約13.5ドル)

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