PBN No.65 コラム「アルゼンチン流サービスに感動! 『La Cabrera』」
国の経済発展と共に、国民の文化も向上していく。特に“食”に関する嗜好は大きく変化する。人々は、“味”だけでなく、“場”の雰囲気や、他にはない“サービス”など新しいものを求めてゆく。本日紹介するのは、お客を満足させるため様々な工夫を凝らされている店舗だ。
”La cabrera”:
“ブルータワー”などがそびえ立つ、新興地近くの“サンタテレサ”通り沿いに店を構える“La Cabrera”母は、2013年7月に約55万ドルの初期投資でオープンされた。オーナーはアルゼンチンの“ACSA”グループで、パラグアイ首都圏の発展と、それに伴う需要に目をつけ進出してきた。
客席は130人分設けられており、ランチ営業もある。メイン料理は肉のグリルで、チャコ産“Neuland”ブランドの肉が使用されている。
席に着くとすぐに、パラグアイ名物のベジュと小さなチーパが出され、つい手が止まらなくなる。お腹がすぐに膨れるので、食べ過ぎに、ご注意!
通常メニューのグリルは600gもあるので、1人で楽しむなら、1/2メニューを注文することをお勧めする。それでも、大変なボリュームだ。または、“Parilla”と注文すると、様々な肉を盛り合わせてくれる。大勢の時は、これを頼むのがベターだろう。
写真のコメントにあるよう、客を喜ばせる工夫が要所要所に散りばめられており、会計を済ませて店を出る時には、マネージャーが駆けてきて、丁寧な挨拶をしてくれた。これも飲食店のリピーター獲得には大切なマナーだろう。パラグアイで初めて受けたサービスかもし
住所:Santa Teresa 2.795 y Coronel Cabrera
電話:021 602327
営業時間:月〜土/12:00-15:00, 19:30-00:00
日/12:00-16:00, 19:30-23:00
FB:https://www.facebook.com/LaCabreraParaguay/
れない。
次に大切な人を連れて訪れたい場所の、一つとなった。KT
<筆者評価>
価格帯:★★★
サービス:★★
料理:★★★
雰囲気:★★★
サンタテレサ通り沿いに店舗を構える。専用駐車場は無く、脇道での路上駐車だが、専属警備員が常駐しているので安心。
この日のオーダー
サーロインステーキ(350g):約15.5ドル
ロース肉のベーコン巻串焼き(350g):約15ドル
*小皿のつけ合わせは、全てサービス
店内は骨董品やアンティーク調の品々でコーディネートされ、暖色系照明で、落ち着きのある空間だ。テラス席も設けられている。
中でも驚いたのがこのサービス。オーダーと同時に、色鮮やかなサラダカクテルが何種類も運ばれてきた。これも全て取り放題。 充実したサービスに、感動した。