マキラ制度による輸出、3月に5%増
パラグアイ商工省(MIC)によると、今年3月のマキラ制度による輸出額合計が2,680万ドルを記録した。この金額は前年同時期に比べ5%増加となっている。この勢いでいけば、今年は昨年の実績を遥かに上回るだろうとMICは強調した。2016年の現在までの輸出額累計は6,966万ドルとなり、昨年同時期の6,671万ドルと比べ4%の増加を示している。
マキラ制度による3月の輸出品の主な内訳では、「自動車部品関係」が35.6%、続いて「衣料品・布類」が27.3%という割合を占めている。その他、革製品やプラスチック製品などが主な内容に含まれている。
それらの製品の82%が南米各市場に向けて出荷されており、大部分はアルゼンチンとブラジルが占めている。
そのほかの18%は主に、タイ、アメリカ、インドネシア、中国、ベネズエラ、フランス、ベトナムと世界各国に輸出されている。現在パラグアイ国内でマキラ制度に登録している企業は109社となっており、1万712人の従業員が雇用されている。(AIP 160407 KT)