より健康的な学校給食を子ども達に!
5月15日、パラグアイ国連センターにおいて、マルチセクター(多部門)フォーラムが開催され、食糧農業機関(FAO)、パラグアイ教育省(MEC)、パラグアイ農牧省(MEC)及び国立食料・栄養院(INAN)の関係者が意見を交換した。
そこで、パラグアイ人生徒の栄養不足問題も話題になり、学校給食を基礎にした食物教育(食育)の必要性、学校給食への魚メニュー採用について言及された。
その席で、FAO代表・アレハンドロ・フロレス氏は、社会対策として、「小規模農家から農業生産物を購入し、給食に利用することで国内経済市場が一層活発化する」と指摘した。
また、学校給食メニューに魚料理を加えることは国内の水産養殖部門への需要を高め、また、他ラテン・アメリカ諸国で魚料理の学校給食への導入により、子供の健康・栄養改善に良い結果も見られたとも述べた。
これらの指摘を受け、MEC担当者は今後、家族農業、食物教育(食育)との連携を重視した体制を目指すと述べた。(5dias 160525 VR)