「河水路開発プロジェクト」 議会の協力なく実行されず
1961年、パラグアイ・米国両政府により「経済技術支援一般協定」【パラグアイ河とアパ河合流地点からパラナ川までの河水路開発プロジェクト】の覚書が署名された。
投資総額1,650万ドルのこのプロジェクトはアメリカ陸軍工兵司令部(USACE)が受け持つことになっており、2015年から2016年にかけ、これまで5回、上院で審議要請があったにが審議日程不足や、議会の定員不足などで審議が流れている。
パラグアイ船主センター(Cafym)のムニョスセンター会長は、このプロジェクトがどれだけ国にとって有益なものかを理解し、いち早い議会の承認を求めている。
また、船員組合関係者はプロジェクトが挙行されれば、夜間航行も可能になり、船荷輸送の迅速化が可能になるとコメントしている。(pyfluvial 160524 HM)