パラグアイへの直接外国投資が、2015年は18%減少
パラグアイ中央銀行のデータによると、外国からの直接投資が近年非常に不安定となっている。
昨年2015年の直接投資額は2億8,300万ドルで、2014年の3億4,600万ドルから18%下落した。
過去5年間では2012年の直接投資額が最大で7億3,800万ドルであった。これと比較すると昨年は61%も減少したことになる。
国別投資額では、ブラジル資本が最大で27%、次にアメリカ資本の26%。その後、パナマとグアテマラがそれぞれ11%と10%と続き、残り26%をその他の国々でを占めている。
国連ラテンアメリカ経済委員会(Cepal)が発表した最近のレポートでは、中南米地域でパラグアイとボリビアが、直接外国投資の利益率が一番高いと報告している。ちなみに、パラグアイへの投資収益率は16.5%という。
(5dias 160517 GI)