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パラグアイの輸出入が急減

 パラグアイ中央銀行(BCP)が昨日発表した貿易指数によると、2016年初期の経済の動きの鈍化により、昨年の第一三半期に比較すると輸出、輸入ともに減少していると言う。

輸出

 輸出は2016年4月末までに36億1700万米ドルに到達したが、これは昨年同時期の40億3000万米ドルに比べ10.2%のマイナスになっている。中でも、輸入され後、再輸出された輸出額は昨年より24.9%下がり6億7070万に過ぎない。輸出額減小の主な原因は、国際市場での穀物・食糧価格の暴落によるものと言う。

グラフ:輸出入額(100万USD)

輸入

2016年4月末までの輸入総額は27億6920万米ドルに到達し、昨年同期に比べ21.7%減少している。これら減少は、主に燃料、自動車、タイヤ、エアコン、玩具などの輸入減少のためとされる。

貿易収支

 なお貿易収支は2016年4月時点で、8億4780万米ドルの輸出超過が見られ、これは昨年の4億9400万に比べ71,3%の増大となる。(5dias 160511 VR)

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