2015年の雇用データの発表
昨年に行われた世帯調査から、雇用に関するデータが発表された。
労働力参加率(総労働人口に対する就労率、雇用率とも記す)は、61.6%であり、都市部では61.8%、農村部では61.3%とほぼ同様になっている。男女比で見ると男性の雇用率が73.8%、女性は50.0%となっている。
失業者は18万6,390人に及び、人口の5.3%に値する。
一方、非正規雇用者は人口の19.0%に値する330万6,000人となり、そのうち、66万4千人が週に30時間以下の労働で、法定の最低給料以下の収入しか得ていない。労働力参加率(雇用率)に関しては、強い下落の後に、安定と不変が見られ、政府としては、雇用創出はどの分野に対してむけられたのかがよくわからないという現状となっている。
雇用率は2014年に比べ、若干の増加を見せ、失業率は0.71%の低下となった。同様に、非正規雇用率も0.92%の減少となった。(5dias 160510 KT)