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今年の産業界スーパーマンは工業と建築業


コミックのヒーロー・スーパーマンは、いつも窮地を救う存在であるが、今年のパラグアイ経済界を救うヒーローは建築業界と工業界だろう。 

 パラグアイ中央銀行(BCP)によると、エルニーニョ現象の天候不順にもかかわらず建設業界は相変わらず成長を続け、今年は昨年2015年に対し7.5%の成長が予測されると発表した。

 建設分野はパラグアイ経済全体の約4%を占め、この10年以上、確実な成長を示して来た。パラグアイの経済全体の成長は減速してきているが、専門家によると建設業界はまだ明るい見通しだと言う、これは建設中の高層ビルを始め、中層建築と一般建築を含めすべての建設業界を巻き込んで活性化しているとみられている。

 また今年の別の経済界ヒーローは工業分野で、中央銀行によると今年は10.5%の成長が予測される。

 パラグアイ産業連盟(UIP)フィリッポ会長によると、この数値は新分野工業の導入により工業界の構成は変化するかもしれないが、工業全体では決して減速することはないと強調している。そしてパラグアイ経済は主要農産品(大豆、コーン、牛肉他)の価格低下がもし続いても、この2つの分野が経済を支えていくだろうと語った。 (LN 160418 GI)

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