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パラグアイは「サステナビリティー都市開発」を目指す

パラグアイ国家住宅庁(SENAVITAT)ソレダー・ヌーニェス大臣は4月18日、メキシコで行われた「住宅と都市開発に関するラテンアメリカ地域会議」で講演し、パラグアイ政府は、サステナビリティー(持続可能)な都市開発を今後の開発の軸にすると発表した。 

これは新規の宅地造成・都市開発には「良好な社会・自然環境」、「経済的自立と安定性」、「社会的公平性」の三点を基本とし、特に従来、パラグアイの都市で問題になっているゴミ処理、下水及び雨水処理、交通手段確保を包括的に解決する都市開発を目指すと述べた。 

 また、パラグアイではすでに都市への人口集中によるスラム発生を避ける対策を講じており、地方の住民がそれぞれの地域で持続可能な都市づくりの恩恵を受けることを今後の基本戦略にして行くとも語った。 

 この会議は、10月にエクアドル・キトで国連主催で開催される「持続可能な住宅と都市計画の実施プラン」をまとめるために行われており、20日まで続けられる。(Sicom 160419 GI)

解説;これまで「街づくり」や「都市開発」は見栄えのいい住宅や立派なビルが立ち並ぶ外見的な街並みを主にしてきたが、今、世界中が、これまで軽視されて来たマイナスの部分が解決されなければ都市の未来はないと「サステナビリティーな都市開発」を協議されるようになった。パラグアイも同様である。

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