日本政府、ラテンアメリカへの融資を増大
日本政府はNHKテレビを通じ、ラテンアメリカ諸国への支援強化のため、2020年までに米州開発銀行(IDB)に現在の3倍、3,000億ドルの拠出を行う意向を発表した。
今回のIDB拠出金強化は、ラテンアメリカにおける地熱発電や水力発電設備のインフラ投資増加に対応するためであり、またこれらのプロジェクトで日本企業が契約を得る機会を増やすことも目的としている。
また政治的には現在、中国が行っているラテンアメリカ地域への強力な投資の影響を和らげることも目的としている。
この新方針に従い、すでにJICAと米州開発銀行はバハマのナッソーにおいて、大規模融資の協定を締結している。
(Noticias.jp 160411 KT)