チリはパラグアイの製造業計画に2億5千万ドルを投資
チリ外務省は先日行われたパラグアイとの二国間協議において、パラグアイでの製造業分野に2億5千万ドルに及ぶ投資を促進する意向を発表した。
この協議において、パラグアイ商工省グスタボ・レイテ大臣と、チリ国際経済関係局アンドレス・レボジェド代表は、両国間の製造業間の連携を積極的に促進することを合意した。
アンドレス代表は、「ここ2年間、チリ政府は近隣諸国との経済・商業関係の強化に一貫性ある取り組みを行ってきた。特にパラグアイとは2015年に二国間貿易産業を強化するために経済貿易合同委員会を組織した」と、語った。
過去24年間で、チリ企業はパラグアイに2億6千万ドルの投資を行ってきており、そして世界ではパラグアイは19番目のチリの投資先国に位置されている。
なおあ、計画されている投資の95.6%、2億4.8千万ドルは、製造業の開設・促進に集中的に利用される。
なお、チリとパラグアイ両国は共にメルコスールに登録されているため、両国間貿易では関税は全て免除され、両国にとって大きなメリットとなる。
なお2015年度、チリからパラグアイへの輸出総額は5億ドルに達している。(AIP 160405 KT)