パラグアイの国債は競争力がある
ブラジルの雑誌“Veja”によると、パラグアイ政府は年5%の金利で約6億ドルの新規国債を発行するが、ブラジルはパラグアイよりも高い年6.125%の金利で、毎年15億ドルの返済を実施しなければならないと言う。
専門家の分析でも、ブラジルの隣国であるパラグアイは未だに、3種類の国債しか発行していないにも関わらず、多くの国々は投資リスクを分散させために、パラグアイ国債を欲しがっている。それに対して、ブラジルの国債はパラグアイよりも高い金利を払っている。
世界国際通貨基金(IMF)は2016年から2020年の間、パラグアイは年4%の平均経済成長とすると予測している。しかし一方、ブラジルは、国会経済が昨年は4%もマイナス成長し、今年と来年もGDPはマイナス成長が予測され、その後は国家経済は年間2%から2.4%のプラス成長になるだろうと予測されている。(LN 160327 KT)