イタウグアの新興住宅地 「家は立派だが、食べてはいけず」
パラグアイ川近くで幾度も洪水被害を受けているバニャード地区の住人のために作られたイタウグアの住宅地が、バニャードの住人から多くの批判を浴びている。
イタウグアの新たな住宅地は222戸の住宅から形成されているが、周りに町や産業があるわけではなく、多くの住人が働き口がないために昨年の落成式の後から、元のバニャード地区へ戻ってしまったという。「綺麗な家はあるが、それは私や家族に食べ物をあたえてくれるものではない」と、住人は語っている。
(LN 160114 KT)