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PBN No.214コラム『マンジョーカおかわり自由 「RES Parrillada de Amigos」』

 Shopping Villa Morra近くの人気のレストラン「Acuarela kitchen」の真向かいにある「RES Parrillada」は、昨年7月にオープンしたばかりのレストランだ。

 コンテナハウスを利用したこの店舗は、両サイドのコンテナを繋ぐ、レンガ造りの壁が生み出す中央スペースにテーブル席が広がる。白と黒を基調とした店内にパラグアイらしいレンガの赤茶と調理場の灯りが映える。大きな窓と揃いの、入り口から延長線上にある奥のガラス張りの扉を通して見える緑は、コンテナの無骨さを覆う、開放的な空間を演出している。

 この店のメインはアサード(焼肉)で、メニューには7種類の部位のアサードと自慢の肉を挟んだハンバーガー、サンドイッチのみが並ぶ。焼き加減は、Rojo InglésからBien Cocidoの4段階から選べる。

 パラグアイの伝統料理、Sopa Paraguayaなどのサイドメニューもある。そしてアサードの供であるマンジョーカ芋はおかわり自由だ。そのような一品にも手を抜かないのがこのレストランである。サンドウィッチに添えられたマンジョーカ芋のフライドポテトは本当に芋かと疑ってしまうほど美味しい。蒸したサツマイモのように甘く、ねっちりとした食感で、今までで一番美味しいマンジョーカに出会った。


 今回のメインはOjo de Bifeのサンドイッチと、Matambreというバラ肉のアサードだ。Ojo de Bifeとは、リブロースの骨と余分な脂や、外側の硬い部分であるカブリを取り除いた、芯の部分を指す。ナイフが全く必要ないほど柔らかく、肉の味がしっかりとしている。それを挟むパンは、外側はパリパリ、中はふんわりとした肉の風味に負けない美味しさだった。


 気取らない、高くもない、スタッフの対応の心地いい店だ。メニュー表の脇には、Parrillero(グリル料理人)のAle Mendieta氏のこのような挨拶文が載っている。

「魂の兄弟、姉妹!美食や贅沢なカクテル、豪華な一品を求めて来たのならこう言ってくれ、間違えた!と。ここはメニューは少なく、とてもシンプルなものしかしない。しかし、最高の食材を最も引立てる調理を施し、提供している。メニューは全て公正で正直な価格だ。もし、あなたがこれらを求めて来たのなら、もう我が家の友人だ!当店の味を是非ご堪能あれ。」

肉好きの方はぜひお試し頂きたい。IT


Sandwich de Ojo de Bife


Matambrito de Cerdo 250g


夜の店内(Googleより)


昼の様子。最近、市内でよく見かけるショップ型

コンテナハウス。(Googleより)


住所:Dr Francisco Morra 268, Asunción

営業時間:日 12:00 - 16:00 / 月 12:00 - 15:00

/ 火〜金 12:00 - 15:00、19:00 - 24:00

/ 土 19:00 - 24:00

駐車場:Dr Francisco MorraとGuido Spanoの角にある共同駐車場をご利用ください。

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