PBN No.201コラム『日本の伝統祭りをパラグアイで!“NIHON MATSURI”』
先週9日、マリスカルのコンベンションセンターで“NIHON MATSURI”が開催された。今年で第4回目となった当イベントは、日本大使館の支援を受け、日本人連合会と、外交関係樹立100周年記念イベント組織委員会によって開催された。
会場には櫓が組まれ、屋台が軒を連ね、太鼓や盆踊りの音で賑わう、まさに日本のお祭りそのものだった。
今年は日本から送られた神輿を担ぎ、日中に会場周辺の通りで行進が行われ、神輿を初めて見る多くの見物客を魅了した。
また、剣術の専門家が日本から招かれ、日本刀を使ったデモンストレーションを行った。
夜になると会場内は、一層多くの来場客で賑わい、アニメキャラクターの衣装や浴衣を着ている人、屋台料理に舌鼓を打つ人が各々の時間を楽しんでいた。
イベントの終盤には特設ステージで、ペルーの日系バンド“Bentobox”がアニメのテーマソングや日本のロックバンドの曲を演奏し、若者を中心に熱狂的な盛り上がりを見せた。
パラグアイに長く住んでいると、日本の祭り行事が懐かしくなる。これだけの規模で開催されるのは、移住者の多いパラグアイだからこそであろう。これからも、伝統を守りつつ、末永く行事が続いくことを願う。JA
櫓を囲んでの盆踊り
お神輿のパレード
和太鼓の演奏
画像参照元:
Instagram:nihonmatsuri2019
https://www.instagram.com/nihonmatsuriasu2019/
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