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PBN No.189コラム『パラグアイ初!チョコレートの祭典“Chocolatzal”』


 先月20日と21日にかけて、パラグアイ で初となるチョコレートの祭典がマリスカル・コンベンションセンターで開かれた。

 タイトルの”Chocolatzal(チョコラツァル)”は、アステカ神話に出てくる、天から人間界にカカオをもたらしたとされる神、” Quetzalcóatl:ケツァルコアトル(スペイン語名)”が由来となっており、ポスターのロゴデザインにも取り入れられている。


 洞窟の入り口のように観葉植物でデコレーションされたエントランスは、チョコレートの世界へ足を踏み入れるワクワク感を引き立たせてくれた。

 会場内に入り、まずは販売ブースに進むと、個人経営から海外企業まで、30店舗以上の出店があり、それぞれ自慢のチョコレート製品を販売していた。

イベントブースでは、実際にパティシエがお菓子作りの実演をしており、多くの見物客であふれていた。

 また、子供が遊べるエンターテインメントも多くあり、幅広い年齢層で楽しめる、まさに“お菓子の国”のようなイベントに心が踊った。

 チョコレート好きの筆者も、様々な商品に迷いながらいくつか試してみた。どれも美味しいものばかりであった。ただ、チョコレートばかりだと、口の中がすぐに甘くなってしまい、多くは食べることができなかったため、次回開催する場合は、カフェとのコラボレーションを期待したい。


 初開催のイベントということで意気込みが感じられ、満足度の高い内容であった。今後もこれに続いて多種多様なイベントが開催されることを願う。JA


看板にはケツァルコルの顔がデザインに取り入れられている


インパクトのある植物のエントランスが印象的だ


会場内は多くの来場者で賑わっていた

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