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PBN No.153「パラグアイへの投資を強める、“スペイン企業”」


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「パラグアイへの投資を強める、“スペイン企業”」

 在パラグアイスペイン商工会議所のI.Ibarra会頭によれば、約1,500社のスペイン企業がパラグアイ国に投資しており、そのうち約350社が両国経済界を結ぶ商工会議所に登録されていると言う。

 「スペインとパラグアイ両国との結びつきは古く、それは数世紀も前から現代まで継続しており、今では多くのパラグアイ人がスペインで、そして多くのスペイン人がパラグアイで働いている。」と、同会頭はパラグアイ国営ラジオで話した。

 また、会頭は両国間には常に良好な貿易関係が存在していたが、特に近年、パラグアイへの投資が提供する魅力のため、両国経済の結びつきは増加した。つまり、「パラグアイは、世界の投資家の注目を引きつける、南米諸国で有数のGDPの成長率を示す国である。」と、話した。

 また、パラグアイのインフラ構造も改善されつつあり、マクロ経済の安定性も非常に高いだけでなく、過去数十年で唯一、デノミ(通貨切り下げ)を行わなかった安定した通貨を持つ国だと説明した。

「これらにより、スペインだけでなく多くの国々が、パラグアイを魅力的な投資先国として見ている。」と、続けた。

スペインからの主な進出企業:

 スペインからパラグアイには農業、不動産、産業、サービス部門など多くの分野に投資されているが、代表的な大手企業にはMapfre社、Prosegur社、BBVA銀行などがあり、その他に、宅地分譲業界にはUrba社とArcallana社があり、世界貿易センターオーナーの不動産会社Hispania社も、またスペイン企業である。

 また、あまり広報されていないが農業部門で大規模な投資を展開する“バルセロナ・グループ”についても言及しながら、他の「工学、建設、公共事業、そして道路建設など多くの分野にも進出している。」と、話した。

 結果、パラグアイへの投資国別ランキングでスペインはかっての第5位から、3位へとランクアップしている。なお、ランキング1位はブラジル、2位はアメリカである。

 また、Ibarra会頭は、パラグアイが小さな国にも関わらず、水力電力分野では世界でも上位の発電国だとコメントし、例えば、「パラグアイのアカラウ・ダムは国際的には知られていないが、スペインのダムよりも強力である。」と、述べた。

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