PBN No.134「2018 年度上半期に、“再輸出(観光特例)”が増加 」
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2018 年 6 月末までの、上半期総輸出額は 64 億2,600 万ドルに達し、そのうち通常輸出が 76.4%を占め、観光特例の再輸出が全体の 23.4%、15 億 200 万ドルを占めた。
経済学者 J・Garicoche 氏は 5días 紙の取材に対し、輸出総額そのものに問題は無いものの、懸念されるのは総輸出額に対する再輸出の占める割合が、23.4%と高いことだと述べた
。
また、ブラジル国境側に免税店(フリーショップ)が設置されたこと、また隣国通貨の為替相場の問題など、 再輸出部門は大きな問題に直面していることを付け加え、また主な再輸出商品は携帯電話、ノートパソコン、プレイステーションなどの電子機器だと、彼は述べた。
パラグアイ経済は常に国境経済に大きく依存してきたという現実から、再輸出は常に重要な要素であった。
「我が国のビジネスは国境経済と非常に強い結び付きがあり、最近は特にアルゼンチンからの“買い物客”が国境にあふれ、更に、エステ市の経済は“主に電子機器を購入するために国境を渡って来る、ブラジル人観光客”の動きに左右されていたと、述べた。
加えて、再輸出専門のパラグアイ事業主が対処しなければならない、2 つの問題を強調した。一つは「昨年11 月よりオープンした、ブラジル側の免税店(フリーショップ)」、そして「隣国からの買い物客のパラグアイでの消費を困難にしている、ブラジルとアルゼンチン両国通貨の為替レートの変動」である。もちろんこれは両国への、輸出総額そのものにも大きな影響を与える。
Garicoche 氏は最後に、「パラグアイの輸出総額はかなり増加した。そして、最も増加がみられた商品の一つ が農産加工品であることは重要、かつ将来への希望があ る 。 」 と 、 締 め く く っ た 。 MN (https://www.5dias.com.py/suben-reexportaciones- en-el-primer-semestre/)