PBN No.133「マキラ制度による輸出、今年上半期実績は前年同期比で 61%増」
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2018 年上半期のマキラ制度下による輸出総額が、
昨年同期の輸出総額約 2 億 800 万ドルを 61%上回る、3 億 3,400 万ドルに達した。
これは、全国マキラドーラ輸出産業協会(CNIME・Consejo Nacional de las Industrias Maquiladoras de
Exportación)が提供した資料によるが、これに関し E・
Paredes 会長は、「今年上半期は、大変素晴らし結果となった。」と、述べた。
また、同業界の好調な見通しは輸出額にとどまらず、 今年6月にも、新しい 4 企業が我が国の産業育成を目指すマキーラ制度の適応を承認された。結果、すでに合計 169 社に上るマキーラ制度承認企業のうち、現政
権下で 123 社が承認された結果となった。なお、2018
年の上半期末で、約 15,186 名の従業員がマキーラ企業で雇用されていると言う。
輸出実績で注目すべきは、今年 1〜6 月までの輸出累計額は、2016 年の年間総輸出実績 3 億 1,390 万ドルをすでに上回り、2017 年の年間総輸出額 4 億
4,290 万ドルに僅か 1 億ドル不足の額まで接近していることだ。
なお品目別の輸出額では、自動車用部品が 50.6%とトップを占め、衣料・繊維製品が 23.4%、プラスチック及び同加工品が 10.6%、皮革 3.9%、薬品 3.6%と続いている。
また、CNIME の報告では、今年 6 月ひと月の輸出額は約 6,138 万ドルにのぼり、昨年 6 月の実績 4,138 万ドルの 48%増、また 2016 年の同月実績 3 千万ドルの2 倍となっている。
なお、マキーラ製品の輸出先は大部分がメルコスー ル諸国向けで、今年 6 月の実績では全体の 91%をブラジルとアルゼンチン両国向けが占め、残りをアメリカ、タイ、エクアドル、チリ、エルサルバドル、台湾、そしてメキ シ コ が 占 め た 。 JA
(https://www.lanacion.com.py/negocios_edicion_impre sa/2018/07/04/exportaciones-de-la-maquila-al-1er- semestre-aumentaron-61/)