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PBN No.131「パラグアイ、国際“信用格付け”ランク向上への道筋」

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 国際的格付け会社“ムーディーズ”は、我が国経済の 安定した見通しをうけ、パラグアイの信用格付けを“Ba1”に維持している。このランク付けは、国家経済の好調な発展、健全な国家財政、外部要因による限られた経済脆弱性、国家経済多様化の順調な進行を意味している。

ただし、この“Ba1”ランクは、ムーディーズの“投資適格”ランクそのものには、一歩及ばない。

これに関し、国家証券委員会(Comisión Nacional de

Valores)の F. Escobar 委員長は、パラグアイはすべてのマクロ経済の実績が依然として良好であり、2018 年の見通しも良いから、この格付けには驚かないとコメン トし、「我が国は正しい道を進んでいると思っている。も し、運が良ければこの1、2 年で我が国は“投資適格” ランクに達するだろう。」と強調した。

未解決事項:

 また同氏は、我が国の“投資適格”ランク達成に向けて注意すべき 2 点として、次の基本的側面に焦点を当てた。一つは、投資家の信頼を高める法律面での安全 保障、あと一つは政治面での予測可能性の強化である。それは、10 年以上の年月をかけ成熟と完成を求める長期プロジェクトでは、投資をする際のルールが大幅な変更される事無く、長期的に維持されなければなら ないからだ。

 同様に、経済学者 J.Garicoche 氏は我が国が、安定した経済と投資先として、引き続き良好な投資先国とし てみなされることが重要と言う。つまり、我が国が経済 混乱に陥るというリスクも、大成長すると言う保証も無いことを明らかにしながらも、確実に次のレベルには成長 する事を示す必要性に言及した。また、Escobar 氏の考えに合意し、投資家の信頼を高めるための各種国家制度の強化が重要と述べた。

国債利回り:

 なお、上記専門家たちは、パラグアイの国債利回り は、“投資適格”ランクにある国々のそれに近づいていることを強調し、これは我が国がこれまで行ってきた経済 政 策 の 成 果 で あ る と 評 価 し た 。 MN (https://www.5dias.com.py/paraguay-sigue-a-un- peldano-del-investment-grade/)

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