PBN No.125「パラグアイ、大豆輸出量で世界3位に上昇」
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今年第1四半期は雨不足にも関わらず、大豆輸出が順調に進んだと、パラグアイ穀物・油糧種子輸出業 者協会(CAPECO)のJ・Berea会長がニュースチャンネル“5Dias”で語り、今年中に我が国の大豆輸出量が総量1千万トンに達することを期待していると、述べた。
また、今年初めの雨不足に悪影響を受けたのは裏作(大豆を収穫後に植えるトウモロコシや、二期作の大豆)で、その生産量が激減したと話した。また、「今月の降雨は一部の地域でしか観測されず、収穫期を迎えた裏作大豆と、開花時期にあるトウモロコシに悪影響を及ぼした。」と、Berea会長が付け足した。
裏作での損失:
また、同会長は、今年度の表作(6月以降、年末にかけて播種)では良好な生産に期待されていると話した上で、「残念なのは、裏作で約30万〜40万トンの収穫が失われ、約1億5千万ドルの輸出減になり、生産者は大きな痛手を受ける。」と、話した。
しかし、今年後半の表作は順調な生産とより、2018年度の大豆輸出量は一千万トンに達するであろうと述べた。
大豆輸出国・世界3位:
また、「隣国アルゼンチンが抱える各種困難の影響により、我が国は大豆輸出世界ランキングで現状の世界4位より順位を一つ上げ、世界3位の座につくことになると説明し、それは、パラグアイの大豆生産者と関連業界全体に良い結果を与えるとしている。
つまり、「大豆への需要が非常に強いアルゼンチンには、高値で大豆提供ができるため、生産者も恩恵を受けることになる。」と、付け足した。
また、世界の国別大豆輸出ランキングにおいて、パラグアイがそれ以上に輸出国ランキングを上げることは、競争相手の生産量が桁外れに多い影響で不可能だ。しかし、今後とも国内生産力を上げてゆけば、世界3位の輸出国ランキングを維持することは、不可能ではないと説明した。VR
(https://www.5dias.com.py/paraguay-escala-al-tercer-lugar-como-mayor-exportador-de-soja/http://www.lanacion.com.py/negocios/2017/06/29/aprueban-instalacion-de-nueva-industria-que-fabricara-piezas-de-hierro-para-vehiculos/)