PBN No.105「世耕経済産業大臣 訪問を機に、より多く 投資を期待」
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日本の世耕弘成・経済産業大臣はパラグアイ公式訪問でG・Leite商工大臣を訪問したが、G・Leite大臣は、この訪問を世界的経済大国の日本からパラグアイへの更なる投資と、パラグアイでの雇用機会の可能性を示す政治的メッセージとして捉えた。
記者会見でG・Leite大臣は、「世耕大臣は世界貿易機関(WTO)の閣僚会議に出席後、パラグアイの日系企業及びH・Cartes大統領と会談するために、他国ではなくパラグアイを選んで訪問された。」と述べた。
またパラグアイ商工省は、日本の貿易と海外での投資を支援する独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)との間で協力覚書を提携したと公表し、これにより日本はパラグアイをより有望な投資先として評価し、「更なる日本からの投資を期待できる。」と大臣は強調した
また、日本をはじめ更なる外資導入により、2023年までに2万人の新規雇用の創出が期待される、と述べた。YM
また、パラグアイの政治的腐敗、法的不安定さ、犯罪見逃しの悪いイメージを発信される中、どのように外資誘致の会談がされたのかの報道陣の質問に対し、大臣は「先日の党内選挙でパラグアイにつき虚偽ニュースを広めた者は、それ相応の報いを受けるだろう。」と述べ。
また、そのようなマイナス面が世界の投資家向けに発信されているが、そのような行為は効果がないとし、しかし、我が国の汚職や司法に問題があることは事実で、対策を打たなければならないとした。
しかし、多くの問題を持ちながらも、現政権はこれまでのどの政権よりも、多くの仕事をした。国のマイナス面だけを誇示するメディアもあるが、世界の投資家がパラグアイを訪問し全く異なる現実を確かめた時、それは報いを受けるであろうと、指摘した。
なお、世耕経済産業大臣はパラグアイ訪問中、H・Cartes大統領とも会談し、世耕大臣は日本政府からのメッセージを伝え、両国間の更なる関係強化の意志を表明したと言う。
また、CARTES大統領は安倍総理あてに、「パラグアイは日本企業のラテンアメリカにおける経済活動のため、競争力があり、信頼性の高い投資基盤を提供することが出来る。」と言うメッセージを、改めて強調したと言う。
一方、世耕大臣はパラグアイの良いビジネス環境のお陰で、日本の進出企業が高い業績を出せていることを賞賛し、また、両大臣は今年81年目を迎え、日系移民社会及びパラグアイ社会に経済と社会の発展に貢献した、日本人移住を高く評価した。YM