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PBN No.103「『パラグアイ製自家用車』で、パラグアイ自動車産業の確立を!」

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 970AMラジオでの対談で、Leite商工大臣は「今日、パラグアイは南米大陸の“工場”になりつつある。我々は、この国に外国資本が投資され、仕事活動ができるように改革してきた。現在、パラグアイ人は早起きし、時間を守り、働いている。このパラグアイ産業革命の英雄はパラグアイの“若者たち”である。彼らこそ“産業革命の主人公”である。」と、述べた。

 また、国内産業に新局面を開くため、また車両部品のブラジル輸出に対する税規制を無くすため、ブラジルと交渉中であることも明らかにした。

 他に、近く、年間1万台の新車:『パラグアイ製自家用車』製造キャンペーンが、国内及びブラジル自動車産業との合意のもとに開始されるが、「我々は、パラグアイの各家庭に5年間保証付のパラグアイ製自家用車一台を保有させたい。」と、追加した。

パラグアイ製自家用車購入への資金融資:

 また、その時は国立開発銀行(BNF)の『パラグアイ製自家用車』購入への資金融資が、他民間銀行同様に可能になると説明した。

 それは、融資申請者に安定した収入があり、毎月200ドル(99万Gs)の支払い能力があるかを民間銀行と異なり2日以内に結論を出し、60ヵ月分割支払いを可能にすることだ。それも、購入車両を担保物権にはしないでと強調した。 

 また、自動車メーカーの選択肢にはブラジル企業のVolkswagenやFiat、Chevrolet、Renault、Fordの5ブランドの他に、すでに国内で組み立てられているJACやAM Reguera、Chacomerなどがある。

 なお、『パラグアイ製自家用車』の価格は1万ドル前後と予想され、BNFには60回の分割返済が可能だが、頭金として手数料や車の保険料として500ドル程度の支払いが必要だと考えられる。

 このようにして、「パラグアイ自動車産業の成長が始まる。かつて、現政権がスタートした時点で、国内で組み立てられた4輪自動車は一台もなかったが、今年末には国産自動車は5千台にも達するであろう。なぜ、現政権以前には、それが不可能だったのか?我々は国内自動車産業の確立を可能にしたい。」と強調した。

対ブラジル交渉:

 また大臣は、自動車部品を含む自動車関連輸出に関する税規制を廃止するようブラジルと交渉中と述べた。

 「ブラジルの自動車部品産業の経済規模は年間200億ドルに上る。我が国は今年、ブラジル向けに2億5千万ドルの自動車部品を輸出しており、関連産業は5千人を雇用している。もしも、年間で10〜20億ドルの自動車部品の対ブラジル輸出が可能なら、自動車産業は10万人の雇用を可能にするだろう。」と、強調した。

 「しかし、それは来年4月以降の話である。現時点でするべき事は、『パラグアイ製自家用車』キャンペーンに参加する、ブラジルの大手自動車企業を集めることである。」と述べた。RK

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