PBN No.93「パラグアイ中央銀行、国債投資への可能性を広げる」
PBN No.93のトップページ 当ニュースの購読、詳細はホームページのコンタクトフォームか、 下記アドレスまでご連絡ください。 pybiznews@gmail.com 一ヶ月間の「お試し無料購読サービス」も実施しています。 お気軽にご相談ください。
中央銀行(BCP)のC・Valdovinos総裁は昨日、米国債を購入するために世界銀行との清算業務を終えつつあるとし、その額は3億ドルを超えることを述べ、「今年中には世界銀行との清算を終え、国の外貨準備の一部が米国債購入に充当される。」と、述べた。
総裁は、より多くの利益を得るための投資手順について「米国債の購入により、外貨準備資金による受取収益は、現在預けているスイスの国際決済銀行(BIS)のそれの約2倍になる。」と言い、現在、米国債では約2%の利子が得られるが、外貨準備(準備通貨)の大部分を預けているスイスBISの利率は0.8%と強調した。
また当初、3億ドル程度の外貨準備を米国債券購入に当てる予定であったが、明確な額は明らかにしなかったが、それを上回る可能性も示唆した。外貨準備資金の運用に経験豊富な世界銀行は、BCPの資金運用を支援する。なおBCPによると、我が国の外貨準備高は現在81億ドルに上り、その多くがドル建てで、一部は金やその他の通貨、株、債権であり、貿易決済などに充てられる。
7月末のBCPデータでは、国の外貨準備資金の運用による収益は約3,000万ドルに上る。RK