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ブラジルの投資家、亜国・ロサリオで港湾を建設


ブラジルのアグリビジネス・グループ“Amaggi”は、アルゼンチン・ロサリオ市の工業団地「グラン・ロサリオ」で、港湾建設に約1億ドルを投資すると発表した。

同グループはこれまで第三者の港湾を利用し2011年より営業してきたが、アルゼンチンの穀物輸出の8割近い占有率を誇る同地区に、新港湾を建設し事業拡大をめざす。なお、これはアルゼンチンで初めての、ブラジル資本の港湾となる。また、港湾完成後に、隣接し大豆搾油工場の設置も計画して、輸出貨物に付加価値を与えたいという。

同グループは昨年、大豆、トウモロコシ、小麦、大麦など穀物約150万トンを出荷し、ブラジル、アルゼンチン以外にオランダ、中国、スイス、ノルウェーに拠点を持ち、総勢5,000人を雇用し、約38億ドルを売り上げている。

 また、ブラジル系投資グループ“Trafigura”は、先月、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア3ヶ国に燃料を提供するため、投資額約4億5千万ドルの、パラナ河沿いの貯蔵・配送センター建設プロジェクトを発表した。この投資計画には、引き船や専用バージの購入も含まれる。(PF 160615 VR)

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