年間2,200万ドル相当のコーヒー消費市場
コンサルティング会社CCRの調査では、2016年第1三半期のコーヒー消費額が、前年比1%増加したことが明らかになった。
わが国は年間100万キロ、金額にして2,200万ドル、コーヒーを消費するという。その消費方法で、一番多いのはコーヒーを焙煎・挽いて飲む本格派で売上げの57%を占め、インスタントコーヒー消費は40%、ノンカフェイン売り上げはわずか3%とのこと。
マウリシオ・ラロッソCCR支配人の話しでは、国内消費の54%がアスンシオンと首都圏で消費され、それ以外の消費は合わせて46%という。
またCafepar社のマティアス・オルディクスCEOは、「今年は前年より不景気だが、コーヒー消費では前年比で8%前後の成長を予想している」と述べ、同社は全国各地に約900台のコーヒディスペンサーを設置し、月間約40万杯のコーヒーを提供しているという。
また、コーヒー消費の最大の顧客はレストラン、カフエテリーアではなく、社内にコーヒーディスペンサーを置き、客や職員に無料でコーヒーをサービスする一流企業、銀行などの金融業界、国際的企業だとのこと。(5dias 160613 IT)