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セメント15%値下げ

 5月末、ABC Cardinalの取材を受けたパラグアイ・セメント公社(INC)ホルヘ・メンデス社長は、2017年1月よりセメントの卸価格が約15%値下する見込みと述べた。

現在、卸単価は1袋45,000Gsだが、来年1月には、41,500Gsを目指す(なお一般市販価格は48.000Gsとのこと)。

また、INCの運営につきメンデス社長は、かっての月100万ドルの損失という破産状態から復興し、約3年前から収益が増え続けている。この復興の最大要因は約30年間、放置されていた旧式の加工施設を近代化した結果で、特にかっての重油を燃料とした施設を廃止したことが大きい。加えて、「仕事の透明性と誠実な取組み」が、成果を上げたと述べた。

INCは再興のため、自己資金とソブリン債(bonos soberanos)で6,700万ドル相当を資本投下した。

また「現在、INCはパラグアイ市場の約6割を占めているが、今後約8割を占める自信もある」とも、追加した。

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