綿作付け奨励基金創設を提案
フェルナンド・シルバ・ファセッチ上院議員は、通常国会に綿作付け奨励基金創設のプロジェクトを上程した。
その目的は、「以前パラグアイの主要農産物であった綿作を再興させることをめざす、それが実現すれば、綿関連の税収入によりその基金そのものをまかなう事が可能になる」
例えば、「綿が主要農産物であった当時、パラグアイの綿作付け面積は50,000ヘクタールもあった、現在は6,000ヘクタールに過ぎない」
また、「この奨励基金により、綿作が再興すれば、農村経済が豊かになり、田舎から都市への人口移動も減らすことが出来る」、さらに、「このような奨励基金は、ゴマやサトウキビなどの作付け振興にも有益だ」と、議員は語った。
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編集者注:現在、パラグアイは世界的な大豆生産国として有名だが、30年前、パラグアイの小規模農家の多くが、小面積でも労働集約的で、販売高が上がる綿作を行い、安定した農村生活を送っていた。