大規模建設エキスポの開催 <取材>
5月26~29日、第16回建設エキスポ「Constructecnia 2016」がマリスカル・コンベンションセンターで行われた。会場には200近いブースが並び、建設業社はもちろん、機材、重機、建材等、幅広いメーカーや企業が出展した。
多くはブラジルやアルゼンチン、ウルグアイ企業で、大手企業の新建築システムや。商品を展示するブースもあった。
印象では、建設工法に限れば、「強く、長持ちする」のシステム・商品より、「安く、早い、簡単な」傾向にあると感じられた。
その原因は、日本の地震や台風のような自然災害が、当地は少ないことがあげられる。
コンテナハウスなども人気商品のひとつであった。
筆者は最終日曜日に訪れたが、大変盛況で、パラグアイの建設ラッシュが続く間、本エキスポも常に注目を集めるだろう。(PBN 160530 KT)
床や壁に発砲スチロールを使った工法(断熱性や遮音性に優れる。)
PVCプラスチックを使用した新しい建材工法(数ある低コスト工法に比べさらに安い。問題は耐久性や断熱性である。)
写真右:PVCプラスチックを使用した新しい建材工法(数ある低コスト工法に比べさらに安い。問題は耐久性や断熱性である。)