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教育文化大臣が生徒の抗議で辞任

マルタ・ラフエンテ教育文化大臣がついに辞任した。

 数日前からアスンシオンのレプブリカ・アルヘンティーナ公立学校の生徒たちが、自分たちの学校を占拠し、授業ボイコットを始めたのをきっかけに、他の学校もそれに追随する形で授業ボイコットが起こり、騒動は大きくなっていった。

 生徒たちの反発は、高額で落札された学校給食の食品などのわけのわからない出費が明らかになったことや、国から生徒への支給される学用品が十分に配布されないことに憤りを感じた事に端を発する。生徒は「私たちは自分たちの権利のために戦う」として、ラフエンテ大臣の辞任を求めていた。

マスコミへの正式な辞任発表は行わなかったものの、ラフエンテ大臣はカルテス大統領との4時間に及ぶ会議の後に辞任の声明を発表した。

そこで、「教育大臣に就任以来、私はパラグアイの教育改善に全力を尽くして来ました。また、これまでは、権力者の親類、友達、彼女であるという理由で 、教育機関に幽霊職員として登録され、高額の給料を受け取っていた約1000人をリストから除外しました」と、これまでの成果を強調した。また、自身は出張費は受け取らず、それは公費として使用されていたとも述べた。(LN 160505 HM)

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