保険企業は右肩上がりの成長
パラグアイ中央銀行(BCP)のデータによると、パラグアイ国内の保険業界(保険会社30社以上の集計)は2014-2015年度決算で合計約3,870万ドルの利益をあげるまでに成長したという。
これらはパラグアイの国内総生産(GDP)の変動にも左右されることなく、確実に右肩上がりに成長し続けていることがグラフからも読み取ることができる。
保険市場は発展途上国の成長に寄与し、経済発展のために重要な役割を担っている。この分野は国内経済において決して目立った存在ではないが、近年の成長率は肯定的に捉えるべきであり、多くの投資国の貢献があってのものと言えるであろう。
また、総保険対象額は2015年で4億8百万ドルに達し、10年前に比べ約3倍もの成長を遂げていることとなる。
保険商品の内訳は、自動車保険がトップで全体の48%を占め、続いて生命保険が12%、次に火災保険が8%の割合を占めている。(5dias 160429 KT)
グラフ:総保険対象額(100万ドル)
グラフ:総保険対象額(100万ドル)