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今年、シロサワ産業はゴマ作付け7万ヘクタールを予定


パラグアイの農産物輸出を手掛ける日系企業白沢産業はゴマの生産拡大を計画し、今年は70,000ヘクタールの作付けを計画し、これにより30,000トンの輸出用ゴマが精選加工されると言う。

 白沢寿一社長によると、シロサワは工場拡充に3百万ドルを投入し精選加工を倍増させ、新しい市場も開発する予定と言う。

 また「ゴマの世界消費量は増えており、同様に生産者も世界中で増えている。アフリカのゴマ生産と競争すると人件費では太刀打ちできないので、単位生産量を増やすしかない」とも、語った。

 2015年のJICA資料によると、日本はゴマの主要消費国であり、ラテンアメリカから年間16万トンのゴマを輸入している。その三分の一が南米産でその90%はパラグアイ産、残りはグアテマラとボリビア産となっている。

 しかし、ゴマ相場は国際市場に大きく影響され、2014年度は7.460トンの輸出で30百万ドルになったものが(約US$4.000/ton)、今年は17百万ドルを少し超える程度しかならないと述べた。価格的には昨年2015年はトン当たり1600ドルが、今年は1300から1350ドルに下がっている。

 ゴマの世界市場は日本がトップで、以下、欧州、中東、メキシコ、南米となっている。

 国道3号線にあるシロサワ産業の工場では、国内マーケット向けに“Yes Yes”の銘柄で知られたコーンスナックやその他の食品を生産している。また、国外向けピーナッツ商品も生産しており、すでにチリには8万軒の販売ネットワークをもっている。これを今後、15万軒に増やす予定と言う。 (LN 160417 GI)

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