養殖部門にさらなる勢い、新規ラボの落成式開催【取材】
4月5日、エウセビオ・アジャラ市(台湾政府の無償援助により建設)養殖稚魚センターにおいて新しく建設された養殖魚パクー稚魚の研究所落成式が行われ、そこにはカルテス大統領も駆けつけた。
このプロジェクトは台湾政府との連携で行われ、ラテンアメリカの中でもトップレベルのラボとなる。
今回のプロジェクト投資額は約230万ドルにおよび、そのうち180万ドルは台湾政府の技術協力によりて成り立っている。
パラグアイ農牧省マルコス・メディナ副大臣は、「これらのパクー稚魚生産ラボは、カリブ諸国を含んだラテンアメリカ地域において最も最先端な技術を駆使した近代的なラボとなっている」と、述べた。
写真中央:スサナ女史から説明を受けるカルテス大統領
また同副大臣は、「現在魚の養殖事業に興味関心を持つ小農家は5万軒以上に達し、今回のプロジェクト(パク稚魚養殖生産プロジェクト)によって1万人以上の人々に恩恵を与えることができる」とも、語った。 (PBN. LN 160405 KT)