パラグアイ外務省ロイサガ大臣訪日
日本時間3月23日にパラグアイ外務省ロイサガ大臣が訪日し、歓迎会や会談が行われた。
23日の朝には東京の帝国ホテルにて歓迎朝食会が開かれ、豊歳直之駐日大使や日本パラグアイ友好議員連盟、社団法人日本パラグアイ協会、外務省とパラグアイに関わる要人が参加した。
そこでは主に、今年2016年はパラグアイ日本人移住80周年という節目の年ということもあり、改めて二国間の絆を確かめ合い、さらにお互いに協力し合うことを誓った。
夜には、豊歳直之駐日大使主催によるロイサガ外務大臣歓迎レセプションも盛大に開催された。
日中、ロイサガ大臣はJICA本部にいて、JICA北岡理事長と会談を行い、二国間協力状態について改めて再確認を行った。ロイサガ大臣はパラグアイの抱える社会的包摂と、中央政府の優先課題、特に貧困との闘いに向けた問題に対応し、特定・実施協力分野の問題点を説明した。
また、大臣はとりわけ医療・スポーツ部門に注力し、飲料水提供システムの整備や、農業開発の支援に関連する主要な協力プロジェクトについて協議した。
また同様に、協力事業の新しい分野として、医用原子力応用と、河川輸送分野の特に水路に関わる協力について前向きに受け入れられ、有効な事業になると期待される。
最後に、ロイサガ大臣は北岡理事長を移住80周年記念式典に招待し、お互いの協力プロジェクト実施に対する透明性と有効性を再確認した。(MRE 160323 KT)